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グローバル企業コカコーラのブランド力 ~世界中のあらゆる場所に普及~

グローバル企業コカコーラのブランド力 ~世界中のあらゆる場所に普及~

 

コカコーラのブランド力

 コカコーラは、欧米や日本といった先進国だけでなく、世界中のあらゆる国や地域で愛されています。わたしが訪れたことがある東南アジアやアフリカの田舎の村にまで浸透しているコカコーラには、計り知れない魅力が備わっているに違いねえ。

 人間が活動している町や村の規模に達しているのであれば、ほぼ世界中に浸透しているのではないでしょうか。すごいぜコカコーラ!

 

 さて、日本の場合は、日本コカコーラ株式会社という、コカコーラの日本法人があります。ウェイキペディア情報によると、本社は渋谷区にあり、従業員はなんと500人にも満ちません。主に企画開発やマーケティング、ブランディングを担っているようです。

 一方、製品の製造・販売を手がけるのがコカコーラボトラーで、従業員が17,000人以上と日本コカコーラと比較して30倍以上にのぼります。コカコーラとコカコーラボトラーはフランチャイズ契約を結んでおり、本体の500人がめちゃめちゃ富を吸い上げてそう…。これこそがブランド力よ。

 

 さて、写真と合わせてどれだけコカコーラが世界に浸透しているかをご紹介。

 

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コカコーラの公式写真に使えるのでは?! ベトナム郊外の道路沿いのカフェ

 こちらはベトナムの片田舎にある道端のカフェです。日本と違い、暑い日差しの中にいるとなぜかコーラなど炭酸飲料が飲みたくなるんですよね。なぜなのか、誰か知らないでしょうか?(笑)。うまく加工すれば、コカコーラの広告に使えるのでは!?

 

 

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アフリカの食堂でみつけたコカコーラの広告

 こちらはアフリカのめっちゃ田舎にあるレストランにあった広告です。途上国の首都であればまだしも、地方都市のましてや食堂で広告を出している企業はほとんどありません。コカコーラのよう食品企業以外には、現地で有名な携帯ネットワーク会社くらいでしょうか。ブランディングの片鱗が垣間見えますが、コカコーラはどのようにして途上国に進出しているのか、謎…。

 

 

コカコーラは様々なランキングにランクイン!

 他にも食品売上高、ブランド力、株式時価総額のランキングなど、次のように様々なランキングで上位に位置しています。

 

1.食品売上高ランキング

 次のFood Engineeringの記事「2018 Top 100 Food and Beverage Companies」にあるように、コカコーラの売上高は食品メーカーの中で、ネスレ、ペプシコ、アンハイザーブッシュインベブに続き第4位です。あら不思議、トップではないんですよね。といっても1日に19億杯も飲まれているそうで、365日をかけると年間消費量は半端ない数字になりそうです。(誰かテキトーに計算してみてください)

  

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2.企業ブランド力ランキング

 他にも、イギリスの戦略コンサルティング企業であるブランド・ファイナンス社(Brand Finance)が、世界の企業ブランドベスト500の企業ブランド力のランキングを公表しています。こちらのランキングでも、コカコーラは第9位にランクイン!ブランド力そのものも強いことがわかります。コカコーラって誰でも知っていますもんね。

 

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 3.株式時価総額ランキング

 さらに、コカコーラの規模を知る上で、知りたいのが株式時価総額(米国)。コカコーラの時価総額は、第28位と食品企業ではトップ水準にあります。売上高が高い一方、投資しているキャッシュはそれほど多くなく、継続的に現金を稼ぐ力があります。その力とは、まさしくブランド力、製品の味にあると思います。

引用元は日本のヤフーファイナンス

時価総額ランキング:米国株(アメリカ株) - Yahoo!ファイナンス

 

 

 めっちゃ身近な製品なのに、コカコーラの企業本体、ビジネス自体はあまり知られていないかもしれません。ただ、そのブランド力は天高くそびえており、さらにその力を積み上げていっているように感じます。恐ろしきブランド力…、それではまた。