Bloom the World

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途上国における欧米の消費財メーカー、食品メーカーのブランド力

 

途上国における欧米の消費財メーカー、食品メーカーのブランド力

 

 発展途上国では、欧米の食品メーカー、消費財メーカーの存在感が強烈です。その理由は次のような理由ではないでしょうか。

 

  • 圧倒的なブランド力!
  • 品質(味、安全性、製品の質)が圧倒的!

 

圧倒的なブランド力

 食品メーカーでいうと、コカコーラ、ペプシコ、ネスレ、モンテリーズ、ケロッグ、ハインツなど様々な欧米企業の製品がスーパーマーケットの陳列棚で幅を効かせています。ローカル企業の飲料の倍もする値段にもかかわらず、陳列されている多くの製品はこういったブランド企業の製品です。現地の消費者も製品のブランド力に魅力を感じているのだと思います。

 

 消費財メーカーも同様に、プロクター&ギャンブル、ユニリーバ、コルゲート・パルモリーブ、ロレアル等が進出しています。これらの企業の製品は、発展途上国では大人気ですし、日本の市場でさえ彼らのブランド力はピカイチなため、日本製の製品を選ばず、海外製品を選ぶ人も少なくありません。シャンプー、洗剤、歯磨き粉、掃除用具、ハブラシ、化粧品などなどです。

 

品質(味、安全性、製品の質)が圧倒的

 欧米企業の製品はその品質も圧倒的です。例えば、あなたが海外旅行や出張に行ったとき、レストランやスーパーで、何を頼むか、購入するでしょう。やはり、慣れ親しんだ製品、知っている商品を買います(もちろん物好きな人は一定数いて、ローカル企業の商品を試す方もいるとは思いますが)。

 

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ケニアの出張中に購入した製品

 

 わたしもケニアの出張中に出張中にスーパーで購入したスナックや日用品は、欧米企業の製品ばかりでした。左からコルゲートの歯ブラシに歯磨き粉、キャドバリー(モンテリーズインターナショナルの傘下)のチョコレート菓子、それにコカコーラです。

 

 暑い国で飲むコカコーラ、こんな美味しいものってなかなかないんですよね(笑)。コカコーラ(ペプシコ)は世界中で愛され、アフリカ、アジア、中東、欧米どこでも見ます。このように、ブランド力だけでなく、その品質(味、安全性)も圧倒的なんです。たまにローカル企業メーカーの食品や飲料を試してみますが、コカコーラ等の商品ほど美味しさを感じないのが実際のところです。現地の人も同じ用に感じているはずで、コカコーラを選ぶ人が多いんです。

 

 

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こちらは世界の企業のブランドベスト500です。全産業のブランドですが、食品メーカーや消費財メーカーもたくさんランクインしています。イギリスの戦略コンサルティング会社のレポートですね。

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 こちらはちょっと毛色が異なりますが、アフリカのホテル事情です。ホテルの安全確保はお金で買う!ということで、アフリカでの治安の意味での安全や、食べ物の安全を確保するには、やはり高額な製品、サービスを利用する必要がありますね。

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