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わたしのポートフォリオ(2019年5月) ~今月は米中貿易戦争の中、NISA枠でマイクロソフト(MSFT)を購入~

わたしのポートフォリオ(2019年5月) ~今月は米中貿易戦争の中、NISA枠でマイクロソフト(MSFT)を購入~

 

 2019年5月は米中貿易摩擦の影響で、S&P500は月初の2,917ドルから2,752ドルに約9%も下落して取引を終えました。

 

 中国は6月1日にアメリカからの輸入品目に対して、約600億ドル相当の追加関税措置を発動しました。特に大豆、落花生、冷凍野菜などの農産物が大きく影響すると考えられます。さらにトランプ大統領は6月10日から、メキシコからの輸入品に対して5%の関税を課すと発表しました。これらの発表により、さらなる米国株式市場への影響が懸念されます。

 

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 これらトランプ大統領による数々の関税砲により、株式市場のさらなる下落がせまっているのか!?さて、今月も月末にポートフォリオを確認しました。

 

1.2019年5月末のポートフォリオ

 わたしの2019年5月末時点のポートフォリオはつぎのとおり。

 

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2019年5月末のポートフォリオ

 

 今月は保有している投資信託、ETFはインデックスとおり下落!でもまだまだ平気だよ(本当に?汗)

 

 比較的、下落幅の少なかった銘柄は、マイクロソフト(MSFT)、ビザ(V)、マスターカード(MA)の三本柱でした。この3銘柄はS&P500を上回り続けており、頼りになる存在。特に決済関連企業のビザとマスターカードは、5月27日号の「バロンズ拾い読み」でもThe Power in Paymentsとして特集されており、その強さが伺えます。V、MAに続くのが好調のペイパル(PYPL)で、個人的に気になるのはスクエア(SQ)です。世界的に見ると、キャッシュレス、クレジットカード決済などが増える一方なので、投資先として検討したい銘柄です。

 

 一方で、先月に続き足を引っぱったのがブルームエナジー(BE)…。買付け額から40%以上は下落しているやべぇやつ。不幸中の幸いとして、試験的に買い付けてたため、保有金額が少ないのが救い。

 

 

2.今月に購入した銘柄 ~NISA枠~

  • 楽天全米株式インデックスファンド
  • マイクロソフト(MSFT)

 

 今月も楽天全米株式インデックスファンドを積立購入しました。買付け平均金額、もしくは、高値より20%まで下がれば、増額して買い付けることも検討中。

 

 もう一つ購入したのがマイクロソフト(MSFT)。こちらは配当もそこそこ出しており、格付け機関によるランクがAAA(トリプルA)で、わたしの銘柄の中でも主力銘柄です。高値圏が続いていますが、こちらも常に買い時と考え、購入に踏み切りました。今年に入ってから「ひふみプラスの売却」で現金枠を増やしていたので、MSFTがさらに下がれば、さらに買い付けるのみ!

 

 

3.今月に売却した銘柄

  • なし

 

 

4. 今月のまとめ

 今月は米中貿易戦争、さらに米メキシコの関税発表でマイナス材料が非常に多い月でした。4月まではプラス材料も多く、昨年末の下落から着実に株価を回復させてきましたが、一息ついたような状況ですね。ここから上向くのか、下落を続けるのか…。

 下落の中でも優良株には投資を継続し、将来的に安値で買えてよかったといえるように対応したいと思います。

 またひと月後にポートフォリオをチェックや!

 

関連記事です。

こちらは米中の貿易規模と昨年末までの米中貿易摩擦の経緯です。基本的には、中国からアメリカへの輸出額>アメリカから中国への輸出額であり、それぞれが関税をかけた場合、アメリカの関税額の方が大きく、アメリカに優位に働きます。単純にみればそうですが、マクロでみるとどうなるのかは考えが及びません。

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2019年4月のわたしのポートフォリオ。S&P500も過去最高値をつけており、勢いがありました。しかし、5月に入り貿易戦争は米中だけでなく、メキシコにも飛び火。戦線が拡大していってますね。これはやばくない?!

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