ANA国内線のマイレージ利用あれこれ
ANA国内線のマイレージ利用あれこれ
ANAのマイレージで利用できる国内線特典航空券(マイルで航空券を利用できる制度)について、その必要マイル数、シーズンチャート、対象路線などをご紹介したいと思います。
わたしの場合、日々の出費はANAやJALと提携しているクレジットカードを使いマイルを貯めています。さらに出張や旅行で利用した航空券でもマイルを貯めていて、これらを国内旅行や帰省するときに利用しています。年に何回かは国内旅行や帰省するときに利用できるくらいには、マイルが貯まるのでオススメですよ。
◯ ANA国内線特典航空券の特徴
- シーズンにより、必要マイル数が異なる
- 年末年始などはハイシーズンの必要マイル数で利用が可能
- コスパが良いのは、ローシーズンの利用や600マイル区間以下の路線の利用
◯ シーズンにより、必要マイル数が異なる
利用できる期間は、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンと3つのシーズンが設定されています。毎年のカレンダーによって、各シーズンの期間は異なりますが、おおまかには次のとおりです。
- ローシーズン:1月上旬~2月末、4/1~4月下旬、12/1~12月中旬
正月休み、ゴールデンウィーク、年末休みなどは避けられて設定されていますが、その前後はローシーズンに設定されているため、上手く時期をずらせる人はこの時期に使う方がコスパは良いです。
- レギュラーシーズン:3/1~3月中旬、5月上旬~7月末、8月下旬~11月末
こちらも大型連休は避けられていますが、春から夏、秋にかけての多くの期間がレギュラーシーズンに区分されています。
- ハイシーズン:元旦~1月上旬、3月中旬~3月下旬、4月下旬~5月上旬、8月中旬、12月下旬
ハイシーズンはまさにハイな時期で、帰省や旅行が多くなるであろう年末年始休暇、引っ越しや旅立ちの時期である年度末、ゴールデンウィークといった期間が設定されています。シルバーウィークや通常の3連休などはハイシーズンには含まれていませんね。
◯ 東京―大阪間での必要マイル数は? 年末年始はハイシーズが適用
最も利用者が多いと見込まれる東京―大阪間の必要マイル数は次のとおり。
- 片道(レギュラーシーズン):6,000マイル
- 片道(ローシーズン):5,000マイル
- 片道(ハイシーズン):7,500マイル
ローシーズンはレギュラーシーズンと比べて約17%もお得、ハイシーズンはレギュラーシーズンと比べると25%も高くなります。また、ハイシーズンは航空便が増えたり、席数が大幅に増えたりすることはないため、そもそも利用すること自体が難しい航空ルートもありますね。
年末年始はハイシーズンが適用されるため、東京―大阪間の往復では15,000マイルも必要になります。ただ、通常料金で利用する場合も割引がされていなかったり、割増料金が適用されるため、マイルが余っている人はハイシーズンに使うのも一案かと思います。
◯ まとめ(コスパが良いのは、ローシーズンの利用や600マイル区間以下の路線の利用)
さて、コスパ良くマイルを利用するめには、ローシーズンにマイルで飛行機を利用することです。旅行や帰省のタイミングはこのシーズンに合わせるのも良いと思います。
もう一つは、600マイル区間以下の路線を利用することです。東京から600マイル以下の区間は、秋田、庄内、仙台、新潟、大島、八丈島、富山、小松、能登、名古屋、大阪であり、これらは東京からの路線で最も安い路線となります。詳しくは、ANAマイレージクラブのウェブサイトから確認できます。
みなさんもマイルを上手く活用し、旅行や帰省などを楽しみましょう!
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