海外で活躍する日本車(ハイラックス、ランドクルーザー等)
海外で活躍する日本車 ~人気車種、人気の理由、現地の写真で紹介~
さて、今回は海外で活躍している日本車についてご紹介します。アジアに海外出張や旅行で訪れると、様々な日本製品のブランド力がそれなりに高いと感じます。アメリカや中東、アフリカでは日本車人気の高い国が多いです(あくまで私が訪れた国の中では)。発展途上国においては、日本車のタフさは出色で、特に人気です。
◯ 海外(発展途上国)で日本車が人気な理由
- 品質が高く、耐用年数が長い
- シェア率が高く、交換部品が出回っている
- 日本からの中古車輸出ルートがある
これらの相乗効果で途上国での日本車人気が高いのだと思います。中国やタイなどある程度発展している国は新車も多く販売されていますが、東南アジアやアフリカ諸国の多くでは、まだ中古車が多いのが実情です。このため、総走行距離が30万km、40kmを超える車両も珍しくありません。
◯ 私見!発展途上国で人気の車種
- ハイラックス(Hilux)
- ランドクルーザー(Land Cruiser)
- パジェロ(Pajero)
いずれも日本では物好きな人が乗っている車種が多いですが、ハイラックスを筆頭にピックアップトラックが人気です。ピックアップトラックとは、自動車の分類の一つで、大型以外のトラックの総称のようです。キャビン(運転席・客席)と荷台が一体化しているものを指します。あるいはランドクルーザー、パジェロなどのように四輪駆動で、車高が高い車種も人気です。
個人的にもピックアップトラックは、エンジンも大きくパワーがあり、どんな道でも苦もなく走行できるので好きですね。まぁ、助手席からなんですがね!
◯ ピックアップトラック/四輪駆動車が人気の理由
発展途上国のインフラ状況は良くないことが多々あります。首都や地方の幹線道路は一定の水準以上の道路が多いですが、地方や小さな道路となると、舗装がされていない、補修されていない場合もあります。あるいは、排水状況が良くないため、舗装道路にも水がたまる、未舗装の道は泥道になってしまいます。このため、こういった道路状況に対応できる車種が人気です。
◯ マニュアル車/オートマティック車
これは現地のドライバーにきいた話ですが、マニュアル車は故障した際に修理がしやすいということでした。また、日本車は正規の交換部品や中古の部品も多く出回っているらしく、すぐに交換部品が見つかるのも魅力のようです。
一方でオートマ車はギアを変えるセンサーに故障が発生してしまうと修理が容易でないようで、好まれていませんでした。しかし、自動車の技術者や店舗の多い東南アジア諸国では、オートマ車もそれなりに多くある印象です。
日本車の良いところ、またピックアップトラックや四輪駆動車が人気な理由をまとめてみました。道路状況の良いところに暮らす場合は、乗用車タイプで全然問題はないです。
最近、日本でもハイラックスの販売が復活したそうで、車好きの方はぜひ検討して下さい(笑)。私もいつかは乗ってみたいですね。