EU圏の交通事故数は年々減少 ~EU(欧州連合)による公式発表~
EU圏の交通事故数は年々減少 ~EU(欧州連合)による公式発表~
東京の麺料理って、なんだか塩辛いお店が多い気がします。関東・関西のうどんの出汁を比較すると、なんと関西の出汁の方が塩分が高いそうな。でも、関西の出汁はうま味がすごいんや~、きっと昆布から塩分も出てしまって、塩分濃度が高くなってしまうんや~。一方、関東は醤油の塩分がほとんどでしょうから、うま味はあまりないと言えるはず。よって、塩分は多少おおいと言えど、うどんは関西に軍配があがる!でも、そばは関東のほうが美味しいよね。
◯ EUの交通事故に関する報告書
さて、今回は海外治安情報として、EU(欧州連合)の交通事故に関するレポートを調べてみました。EUの公式ウェブサイトはこちら。
Statistics – accidents data | Mobility and transport
EUが公表した年次報告書(2018年)によると、2016年のEU圏内の交通事故による死亡者数は、25,651人でした。その10年前にあたる2007年の43,151人と比較すると、約40%減と大幅に減少しています。また、毎年のように死亡事故数は減っており、長期的にも減少傾向にあるといえるでしょう。
経験上、日本人が発展途上国に旅行したときに気をつけるべきことは、置き引きや窃盗などの軽犯罪や交通事故など様々です。一方、ヨーロッパなどの比較的治安が良い国々では交通事故に気をつけるべきです。(もちろん置き引きなどの軽犯罪も日本と比べると多い国がほとんどなので、十分に気をつけましょう)
◯ 交通事故の死亡者数が多い国 トップ3(100万人あたりの死亡者数)
- ブルガリア 99人
- ルーマニア 97人
- ポーランド 80人、ラトビア 80人
◯ 交通事故の死亡者数が少ない国
- スウェーデン 28人
- イギリス 29人
- オランダ 31人
このように東欧諸国が割合として多く、北欧や西欧で少なくなっています。EUの統計的なデータのため、具体的な原因はわかりかねますが、車両自体の安全性・耐久性、道路や橋・信号などのインフラ環境、運転者の技術・マナーや国民性など様々な要因が複合的に絡んでいるものかと思われます。
◯ 実体験から、海外の交通事故には気をつけましょう!
実際わたしも、アフリカ出張の際、乗車している車両の運転手が事故を起こしてしまった、あるいは車をあてられたこともあります。幸い、擦り傷程度の怪我だったため、大きなトラブルにはなりませんでしたが、現地の警察から運転手が聴取と罰金の支払いをさせられましたね。わたしは運転をしていなかったため、聴取などはありませんでしたが、それでも念のため、別のドライバーに迎えに来てもらい、先に帰ることにしました。
いずれにしても、外国で交通トラブルに巻き込まれる・起こしてしまうと、法制度や外国人に対する国民感情などマイナス要因が多いため、不当な罰金を要求されたり、現地の人が興奮してしまい取り囲まれるなんて話を聞いたこともあります。つまり、運転や生活をする上で交通事故に気をつけるに越したことはないというお話でした。
関連記事です。
こちらは海外治安情報の収集方法。交通事故だけでなく、病気や感染症、軽犯罪から殺人事件やテロリズムなど、日本と比較して治安がさらに良いと言える国は数えるほどしかないでしょう。海外旅行や出張の際は事前に調べておきたい情報ですね。
こちらは海外での自動車の利用について。発展途上国では、そもそもインフラが未発達な国や地域も多く、運転マナーもそれほど先進的ではありません。利用するときは十分に気をつけましょう。自分の行動でリスクを低下させる方法はいくつもあります。
こちらは世界の都市の交通渋滞ランキング。いろんなデータ、ランキングが世の中には溢れていますね。