Bloom the World

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今日の一皿はインド料理 ~屋台・食堂編~ (India)

今日の一皿 インド料理 ~屋台・食堂編~

 

今日の一皿はインド料理をご紹介します。以前にレストラン編を書きましたが、今回は屋台・食堂編です。多くのインド人は、かしこまったレストランではなく、道端の屋台や食堂でご飯を食べることが多いです。インド人オジサンの朝は早く、日の出から露店のチィイスタンドで温かいチャイをすすっています。もちろんお昼ご飯や夕食、おやつに関しても屋台で十分に楽しむことができるのです。そういう意味では、より現地の人の食事に密着した食文化が理解できるかも。今回は、インド旅行へ行った時の現地の屋台や食堂で食べた料理を中心に記事にしたいと思います。

 

◯ インド版お好み焼き!?

材料は小麦粉をベースにした生地、タマネギ、キャベツ、ハムです。これを写真のようなアチアチな鉄板の上で焼くんですよ。道端でインド人が焼くお好み焼きってのも何か斬新…。肝心の味は、生地の外側がかりかりしていて、中身はまだふわっと感が残っていました。この食感は万国共通で好まれるものなのかもしれません。

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鉄板で焼くインドのお好み焼き

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外はサクッと中はふんわりは万国共通!?


◯ スパイシーな串焼きのお肉

続きましては牛肉?か羊肉?の串焼きです。こちらも道端でおじさんがせっせと香辛料をぬりたくって、炭火で黙々と焼いています。インドの道端オジサンはシリーズ化されても良いと思える人材の宝庫。日本でも外国でもそうなんですが、肉を炭火で焼いたらだいたい美味しい説。外国の食事で迷ったときは、炭火焼きのお肉や魚を注文しましょう。

 

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黙々と串を焼くおじさん、渋い。。。

 

◯ 煎り落花生

次はオジサンが中華鍋で落花生を煎った商品です。中華鍋満杯にした落花生のみを販売しているという出店。やはり出店はこのくらい特化していないとダメですね。次から次へとお客さん(落花生を買うのもオジサン)がひっきりなしに落花生を購入していきます。インドは中国と並ぶ人口大国ですが、地方の都市でも何百万人の人口の都市が多くあります。そういう街では、大通りはもちろん人で溢れているのですが、道や通りを何回入っていっても、また人が溢れて出てくるんですよね。本当に圧倒されましたね。

 

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黙々と落花生を煎るおじさん、渋いぜ

 

◯ いわゆるインドカレー

さらに続きまして、こちらはインドカレーの出店です。米とチャパティ(小麦粉が原料)が主食で(そもそもなぜご飯とチャパティ両方が出てくるんだ…)、カレーがつきます。カレーの具材は肉や卵で、好みのトッピングができました。写真って真実を写すといいますが、必ずしも真実は写さないと思います。なぜなら、この写真のカレーやお店もそこそこきれいに見えますが、実際はとことん衛生状況が良くなかったです。あとで考えるとよくお腹を壊さなかったなと思います。店の調理台がすごくきたなく、ぞうきんも汚いな~と見ていたのですが、それはなんとチャパティでした。インド料理の屋台は衛生面に気をつけましょう!

 

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インドでは米よりもチャパティかナンが好きでした

 

◯ 揚げパン

このお店も道端の露天でオジサンが揚げパンを黙々とあげています。お客さんも多いし、このオジサンはこれまでに何個の揚げパンを揚げ続けてきたのかと思うと、感慨深くなります。今、気づいたのですがサモサ的な商品もありますね。サモサもどこの国でもまずいサモサというものは食べたことがなく、選択肢が少ないときはサモサをチョイスするのもよいですね。

 

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黙々と揚げパンを揚げ続けるおじさん、あんた渋いよ

 

◯ オジサンがたむろするチャイ屋

ここまでインド人オジサンがたくさん登場しましたが、インド人オジサンがたむろするお店が、チャイ屋さんです。日中から何もすることがないのか、オジサンがチャイをすすってたむろしています。海外の美味しいごはん屋さんを見つけるコツは、そのレストランがお客で賑わっているかどうかです。都市や田舎でも、人気のお店にはいつでも人が集まっており、それを目印として店を選ぶのが一つの方法だと思います。ガイドブックにのっていなくても、地元の人がこよなく愛するお店、間違いないです。

 

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オジサンに会いたければチャイ屋に行こう!

 

◯ バラナシのお菓子屋さん

バラナシでよく見かけたお菓子屋さん。色が茶色~黄色…これは食欲を誘うのか!?と疑問に思ったのですが、購入している人を見かけませんでした。色味もそうだし、原料がねられているだけのような気がして、私も買う気にはなれませんでした。

 

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バラナシのお菓子屋さん

 

◯ 今回のまとめ

・インドの食堂や屋台では、オジサンが調理をつとめていることが多い。

・インドの食堂や屋台では、リアルな現地の人の食文化に接することができる。

 

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おまけ 様々な香辛料を黙々と売るオジサン