ベトナム（旅行、出張情報まとめ）

これまでにベトナムに旅行や出張を何度かしたため、情報を整理してみました。

◯　ベトナム情報まとめ

◯　時期

２０１７年頃のお話

◯　ビザ

観光ビザは15日以内の滞在で不要。

ビジネスビザは様々な期間があるようだが、相手国側の企業や行政の招聘状を取得した上で申請する必要がある。このため、旅行代理店に頼るのも良い。

東京にはベトナム大使館、大阪にはベトナム総領事館がある。

◯　言葉

ベトナム語が使われており、一般の人は英語を使うことはなさそう。ハノイやホーチミンでは一定水準上（外国人向け・中高所得者向け）のホテルやレストランなどでは英語が通じる。

一方、地方都市や田舎ではまず英語は通じない。ホテルやレストレンでも通じないことが多くて、困った。。

若い世代は英語教育を受けているため、カフェなどでアルバイトしている若い人は少し英語でコミュニケーションが取れる場合もある。年配の人は昔、ロシア語などが授業であったようで、ふつう英語は学んでこなかったそう。要するに、一般的な日本人の英語レベルと同じくらいだと思います。

ベトナム語の使用・習得。

声調記号が７つか８つもあり、中国語より音節がある。このため、「こんにちは（Xin Chao）」、「ありがとう（Cam On）」といった簡単な言葉が通じない場合もある。かなり習得レベルは難しいのではないだろうか。挨拶だけでもベトナム語を使うと、親近感がわいて良いと思う。

◯　治安

この地図は外務省の安全情報のもので、白色の国や地域は特に渡航に問題はない地域である。ベトナムは全域が特に渡航に問題がなく、一般的に治安は良い。

実際に現地で過ごした感想も同じで、あまり変な場所（クラブとかごちゃごちゃしたエリア）に近づかなければ歩いて回っても全く問題はないと言っていい。夜も21時や22時でも1人で歩いている人もいるし、女性もバイクで移動していたり歩いていたりする。ただ、気をつけることに越したことはないので、みなさん気をつけましょう。せっかくの旅行や仕事が台無しになりますからね。私も1人で動き回っていたが、ひったくりや置き引き、あるいは絡まれたりすることはなかった。

◯　為替

１米ドル＝２２，０００～２３，０００　ベトナムドン

１００円は約２０，０００ドンで計算すると分かりやすい

◯　物価

圧倒的に安い！

アジアは物価が安い国が多いと思うが、ベトナムはその中でもかなり安い部類に入ると思う。スーパーに売っているものも日本と比べると全般的に安い。順調に経済が発展しているため、今後は徐々にインフレ傾向になるかもしれません。

下にスーパー（地方都市）でのおおよその製品価格をまとめています。

・炭酸水（330ml）＝5,000ドン（25円）

・コーラ（330ml）＝8,000ドン（40円）

・ビール（330ml）＝8,000～20,000ドン（メーカーによって異なるが、50～100円）

・お米（kg）＝15,000～30,000ドン（75～150円）

・タバコ（マルボロ1箱）＝23,000ドン（115円）

※ローカルのタバコはもっと安かった。

次にレストラン、ご飯

・フォーなど麺料理＝30,000ドン（150円）

・ローカル食堂＝30,000～50,000ドン（150～250円）

・ハンバーガーチェーンのハンバーガーセット価格＝60,000～80,000ドン（300～400円）

・ローカルカフェのコーヒー＝15,000ドン（75円）

・全国チーェンカフェのコーヒー・紅茶＝30,000～50,000ドン（150～300円）

レストランは都市部ではピンキリで、低価格から高価格まで色々なものが楽しめる。一方、田舎や遠隔地は自家消費や家で食べるのが一般的なのか、都市部と比較して高い。物流が発達しきっていないことも原因かと思う。とは言っても、日本と比べると圧倒的に安く、色々なものが楽しめる。

次にタクシー、娯楽

・タクシー初乗り＝50,000～10,000ドン（25円）

※ハノイの空港で待機しているタクシーを利用して、ハノイ都市部まで行くには350,000～400,000ドン（約2000円）もあればいけます。ボッタクリのタクシーはほとんどないですが、知り合いが一度ボッタクリにあったということです。旅行に慣れている人はタクシーを利用しても問題ない程度です。

・フットマッサージ＝200,000ドン＋チップ100,000ドン～（1500円～）

・映画館でのチケット＝100,000ドン（500円）

※わりと最新の映画もやっていて、英語の吹き替え版か字幕もついている。

◯　食事

・主食は米や麺、パンもある

・食材は野菜や肉類（鶏、豚、牛）、魚介類など豊富

・大都市では日本食レストレンもあり、地方都市でも日本食レストランがある街も

・一方、中華料理屋やインド料理屋は少ない

・マクドナルド、バーガーキング、スターバックス、KFC、ロッテリアなど世界的なチェーン店がある

◯　ホテル

ハノイやホーチミンには外国人が泊まって問題ない水準のホテルが多数ある。要はお金を出せば、満足いくホテルに宿泊できる。地方都市でも、400,000～500,000ドン（2,000円～2,500円）で清潔、WIFIあり、ホットシャワー、冷房つきのホテルが各地域にある。安くすませたい人は、200,000ドンくらいでも建物が古かったり、上記の設備が完備していないホテルはけっこうあると思う。

◯　所感

ベトナムは治安が良く、食べ物も豊富で、世界遺産も含めた観光名所もたくさんあって旅行におすすめできる国です。日本人の印象も良く、日本製品の評価もしてくれています。ベトナム人の人柄も親近感がある。女性は東南アジアというよりも、歴史的に中国との交易があったため、東アジアのルックスに近いと思います（美人も多いよ）。あとは、どの国にも悪い人はいるので、注意して旅行や仕事を楽しみましょう。