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今日の一皿はインド料理 ~レストラン編~ (India)

今日の一皿 インド料理~レストラン編~

今日の一皿はインド料理をご紹介します。インド料理といっても、様々な種類の料理があります。その理由は、地方によって気候風土が異なるため、食材やスパイスが異なり調理方法も様々あります。

今回は、2012年頃にインドへ旅行へ行った時の現地のレストランで食べた料理を中心に記事にしたいと思います。

 

◯ 南インド料理

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南インド料理は付け合せの小皿でたくさんサーブされる

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唐辛子はとんでもなく辛かった…

まずは南インド料理からご紹介します。南インド料理は、米が主食であり豆類や野菜を多く使った料理が多く、辛い料理が多いことが特徴です。また、ミルクはココナッツミルクを使うことが多いようです。これらは気候の違いで、稲作が主な作物になっているためです。
写真の南インド料理は、バラナシかニューデリーの南インド料理屋で食べた時の写真です。ニューデリーは北インドですが、南インド料理を提供するレストランもあります。また、南インド料理といっても割と中級~高級店で食べたもので、チャパティなどが盛られています。これは北インドのレルトランのため、やや北部の嗜好に寄せてきているのかもしれません(本来はお米が主食です)。当たり前ですが、どれもスパイスがふんだんに使われており、辛い…。

 

◯ 北インド料理

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日本に多いインド料理は、北インド料理が多い

 

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北インド料理は濃厚な料理が多い

 次に紹介するのは北インド料理です。日本にあるインド料理のレストランは、この北インド料理のお店が多いように思います。北インド料理は、小麦を使ったチャパティやナンといったものが主食であり、肉類や魚介類を多く使った料理が多く、味付けが濃厚なことが特徴です。また、ミルクは牛乳や生クリームを使うことが多いようです。料理に使用している油の量も多く、こってりしています。また、タンドリーチキンなどタンドール(壺型のオーブン)で炭火焼きにした料理も有名です。日本人にとっては、北インド料理の方が食べ慣れていて、こちらを好む人が多いのではないでしょうか。現地の北インド料理は油が多く、けっこう胃にもたれた記憶があります。レストラン、ホテル、街中の食堂、どこへ行ってもスパイスの効いた料理のため、人によっては旅行中に飽きてしまうかもしれません…。もしカレーに飽きてしまった場合は、ホテルで焼きそばを提供していることが多いので、これを注文すれば良いかと思います。

 

◯ ファストフード店

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ニューデリーで食べたマクドナルド

インドではマクドナルドもスパイシー(食べかけの写真ですみません)でした。どこのお店で食べてもスパイスが入ってるのですが、マクドナルドよお前もか…

自分が入ったマクドナルドでは、チキンやベジタリアン用のハンバーガーが主流でビーフの商品はなかったと思います(だいぶ前なので目立たないけどあるかもしれません)。

当時のお値段はハンバーガーのセットメニューで300円から400円くらいで、平均的なインド人からすると少しお高めの設定です。日本のファーストフードのように、お手頃感はないですね。途上国では、世界的なファストフード店も既存のレストランと比較して価格が高いことが多いです。ファストフードなのに高い、これいかに。

 

◯ まとめ

このようにインドでは地方によって、料理の特徴はそれぞれです。基本的には、北インド料理の方が日本人の口に合うことが多いと思います。もし、現地でカレーやスパイスに飽きてしまったらホテルで焼きそばを食べること、もしくは大都市であれば日本食や西洋料理も楽しめます。まぁ、せっかく旅行をするのであれば現地でしか食べられないものを食べるのが私の好みですが、出張や長期の滞在となるといろいろな料理を楽しみたくなりますよね。以上、現地インド料理~レストラン編~でした。機会があれば~食堂・市場編~もお送りしたいと思います!