エレメンタイタ湖 ケニアでドライブサファリを体験
エレメンタイタ湖 ケニアで本場のサファリを体験
今回はケニアのエレメンタイタ湖でのサファリ体験、クレーター跡地のハイキングを紹介します。エレメンタイタ湖近辺の土地はほとんどが自然保護区として管理されています。
さて、以前の記事のとおり、宿泊したロッジはフランス人オーナーが経営する、スリーピングウォリアーロッジ(Sleeping Warrior Lodge)です。このロッジのドライブサファリ(ゲームドライブ)を体験しました。
◯ エレメンタイタ湖サファリを総括(スリーピングウォチアーロッジ)
- 自然保護区でドライブサファリが楽しめる!
- 良い意味で観光開発が進んでおらず、自然な環境で動物を観察できる!
- ロッジの案内人サービスの質が高い!
結論、エレメンタイタ湖でサファリを満喫するのであれば、スリーピングウォリアーロッジを利用しよう。リクエストにも柔軟に対応してくれる可能性がある。
◯ 実際に観察できた動物(日中のドライブゲームサファリで確認)
- キリン(ロスチャイルド種)
- バッファロー
- シマウマ
- ジャッカル
- ウォーターバック
- ガゼル
- インパラ
- 鳥類(フラミンゴ、ヘビクイワシ等)
*今回は見れませんでしたがヒョウ(夜行性)、ハイエナ(夜行性)もいるそうです。
ビッグ5(ライオン、サイ、ヒョウ、バッファロー、ゾウ)のうち、生息している動物はバッファローとヒョウのみです。特にバッファローは近づくと危険なため、ドライブサファリのルールに従って行動して下さいね。バッファローは基本的には遠目で見る分には問題ないかと思いますが、じっとこっちを見て警戒心があるのは理解できます。その他は草食動物が中心のため、良い意味でのんびりしたドライブサファリを楽しめました。
中でもキリンはロスチャルド種(別名ウガンダキリン)で、ケニアでも数は少ないそうです。角が5本あるのが特徴らしいですが、そこまで細かいことは気にしないですが、自然に歩くキリンを見るとテンションが上がります(笑)
バッファローやシマウマ等の草食動物は群れをなして行動するため、そこら中でウォッチできました。本当に飽きるくらいいます(笑)。
鳥類は近隣のナクル湖やナイバシャ湖と合わせて、フラミンゴが有名でした。しかし、近年は雨量の変化によりエサになる藻類の減少、ティラピアの繁殖により、フラミンゴの数は大幅に減少しています。このときもフラミンゴを見ることができましたが、数十羽ほどで、何千・何万羽のフラミンゴはもう見れないとのことです。
◯ クレーター跡地のトレッキング・案内人のサービスについて
ロッジではトレッキングサービスも設けており、わたしも参加しました。危険な動物はあまり多くないそうですが、案内人は銃(空砲かも?)を携帯していたと思います。たまたまラッキーだったのか、全ての案内人サービスの質が高いのか分かりませんが、つけてもらったケニア人は動植物に詳しく、鳥の巣のスポットや植物の知識についても色々と教えてくれて感心しました。
アフリカの場合、こういった案内人の知識やサービスの質がバラバラで格差があります。基本的に、良いサービスを受けようと思ったら欧米オーナーのロッジやホテル、ハイクラスのロッジや観光サービスが必要です。もちろん、お値打ち価格のサービスでアタリを引く場合もありますが、確率的には低くなると思ったほうが良いです。
◯ 持っていくべきものリスト
- 長袖の服:日中は陽射しが強く、夜は冷えるためマスト。乾季は埃っぽい。
- サングラス:赤道直下の陽射しは強い!サングラスをかけたほうが見やすくなる場合も
- 帽子:やはり陽射しが強いため、持っていくのが無難。
- ミネラルウォーター:ロッジが用意してくれると思いますが、念のため。
- デジカメ(SDカード):普段はあまり写真を撮らない私ですが、サファリには持っていきました。代えのSDカードもあるとよいかも。
これらを抜かりなく準備しておけば、サファリを満喫できると思います。日本とは一日の気温変化や陽射しの強さ、湿度などの環境が大きく異なるため、身体にかかるストレスを軽減することが必要です。
◯ エレメンタイタ湖ドライブゲーム、トレッキングのまとめ
エレメンタイタ湖は、ナクル湖やマサイマラと低くすると観光地開発はそれほどされていません。しかし、それが理由で観光客もそれほど多くなく、ゆっくり過ごしたい人にオススメです。逆にビッグ5を見たい!という人は、他のサファリをオススメします。わたしはナクル湖などにもサファリへ行きましたが、こちらの方がビッグ5の種類も多く、見れる確率も高いと思います。
また、サファリは基本的には乾季に行くほうが動物をたくさん見れますが、場所によっては雨季やその前後に見れる動物が異なる場合があるため、事前の情報収集も大切です。今回は写真を多めにお届けしました。