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わたしのひふみプラス取得単価と評価損益 

ひふみプラスの取得単価と損益評価 ~NISA枠~

 

 

わたしのNISA枠での投資先は、ひふみプラスと楽天・全米株式インデックス(楽天VTI)です。今回は、ひふみプラスの損益評価をレポートします。巷をなにかと賑わしているひふみプラスは、今年に入ってから思うような結果を残せていないように思います。そこで、過去の取得単価と評価損益を下記のとおり整理し、今後の方針をまとめました。

 

 

◯ ひふみプラスの取得単価と評価損益

 

取得年 :取得単価 :評価損益

2015年 :26,488円 :+57.63%

2016年 :26,333円 :+58.55%

2017年 :34,080円 :+22.51%

2018年 :41,838円 :-0.21%

*2018年10月現在の数値

 

 

わたしのケースでは、2015年からNISA枠の一部を使い、毎月積立でひふみプラスを買い付けています。当初はドルコスト平均法で毎月積立が良いと思っていました。しかし、いろいろ調べてみると、一括買いの方が利益は出やすいというデータがあるため、少し後悔しています。これは結果論のため、しゃーないですね。

 

取得単価と評価損益を確認すると、2015年と2016年では取得単価はほぼ同じでした。中小株はあまり冴えていなかったようで、2017年に大きく収益が伸びました。2018年に入ってからは、米中の関税問題があり、日本の株式にも影響があるのか、トントンで推移しています。しかしながら、2018年の評価損益はマイナス0.21%で、思っていたよりも悪くはなかったです。これは、毎月積み立てで下がったときにも買い付けているからでしょうかね。ドルコスト平均法でリスク分散ができていると捉えてもらえればよいかと思います。

 

 

◯ ひふみプラスは勢いを失ったのか

2018年の一時期(2月頃)、ひふみプラスの単価は44,000円を上回っていたため、今は停滞しています。よく言われる原因は、次のようなことでしょうか。

 

  • 資産総額が大きくなったため、日本の中小型株だけに投資できなくなった
  • 自身の売りによって、株価を下げてしまうため、機動力が落ちている

 

 

資産総額が6,000億円を超える規模(ひふみ全体では、8,000億円超え)になったため、米国市場に戦線を拡大しています。これはずいぶん前から行われていますが、設立当初の日本の中小型株を中心とした運用からかけ離れてきていると思います。このため、目利きのきいた中小株だけに投資するだけではフルインベストメントできず、銘柄選定の基準が下がってきているのでは、と心配しています。

 

ひふみが取得している米国株はアマゾン、ビザ、マイクロソフトなどベタな銘柄ですが、長期的に見ても良いチョイスかと思います。ただし、ビザ、マイクロソフトはわたしの保有銘柄のため、かぶってしまっています。わたしのひふみへの投資目的は、ひふみプラスに日本市場のうねり取りをしてもらい、旨味をいただくということでした。当初の目的に合致していないことを懸念しています。

 

 

◯ ひふみプラスに対する今後の方針

今年に入ってから、懸念材料が出ています。しかし、ベンチマークのTOPIXと比較してもまだ劣後していません。もし1年から2年以上、TOPIXに劣後していくようだと、お別れのときを迎えると思います。

一方で、2015年から2016年にかけて基準額はヨコヨコで推移し、2017年の世界的な株高に乗って大きく収益を上げてもらいました。このように実績は十分に評価できるため、しばらくは毎月積立を継続するというのが、わたしの結論です。