わたしのポートフォリオ(2019年9月) ~成長セクターに変化の兆しか~
わたしのポートフォリオ(2019年9月) ~成長セクターに変化の兆しか~
2019年9月はS&P500指数が再び3,000ポイントを超えましたが、月末にかけて米国の各種統計・指標がネガティブな結果となり、10月頭には2,900ポイントを切りました。
ちょっと気になったのは、後述しますが、ポートフォリオを牽引してきたビザ、マスターカードなどの情報技術セクターが前月比でマイナスとなる一方、ディフェンシブ銘柄が前月比でプラスになっていることです。なんとなく景気の風向きが変わる可能性が出てきたのかも。
あとは、サウジアラビアの石油施設へのテロも大きな事件でしたね。石油先物価格は一時急騰したものの、その後は落ち着いた展開となりました。
1.2019年9月末のポートフォリオ
さて、今月も月末にポートフォリオを確認しました。わたしの2019年9月末時点のポートフォリオはつぎのとおり。
VOO(S&P500指数に連動)は先月末と比較してプラス1.7%の一方で、VYM(高配当銘に連動)はプラス3.0%でした。これまで好調だったビザ(V)、マスターカード(MA)は先月比でそれぞれ-2.3%と-2.4%でした。ちなみにブルームエナジー(BE)は先月比でも-28.5%でした(うわっ、やばすぎ…)。個別株でプラスだったのは、フィリップモリス(PM)、ゼネラルエレクトリック(GE)などでした。
あと、ひふみプラスが先月比でプラス4.8%と好調でした。TOPIXもやや持ち直しつつあるのでしょうかね。
2.今月に購入した銘柄 ~NISA枠~
- 楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)
- 東京電力
今月も楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI)を積立購入しました。積み立て投資は株価の上げ下げに一喜一憂しないことが、大きなメリットですね。
もう一つの購入銘柄は東京電力でした。千葉の台風被害による停電などなにかとお騒がせな東京電力ですが、電力網というインフラは人間の生活と密接したものですし、今後も需要は安定的かと思います。米国の電力会社はなじみがないため、なんとなく購入しづらいですよね。
3.今月に売却した銘柄
- なし
4. 今月のまとめ
情報技術セクターやS&P500指数よりも、VYMやフィリップモリスなどのディフェンシブセクターが好調でした。これは一時的なものなのか、今後しばらく続くかによって景気の動向も明らかになるのではと感じます。
ポートフォリオは50%をETFやインデックス型の投資信託とし、残りの50%を個別株で主にグロース株に配分しようと考えています。いまだポートフォリオの62%がETF・インデックス投資のため、少しずつ個別株を買い足していきたいと思っています。
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