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わたしのポートフォリオ(2019年10月) ~S&P500指数が最高値を更新!一方、GEやBEのダメ株の結果やいかに~

わたしのポートフォリオ(2019年10月) ~S&P500指数が最高値を更新!一方、GEやBEのダメ株の結果やいかに~

 

 2019年10月は、S&P500指数が再び3,000ポイントを超え、勢いそのままに30日に最高値を更新し、3046.77ポイントで終値をつけました!

 

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今月の主役:2018年に就任したゼネラルエレクトリックのCEOローレンス・カルプ・ジュニア氏。GEは大改革の途にある。

 

 米連邦準備理事会(FRB)が今年3回目となる0.25%の利下げを決定し、金利の目標を1.50~1.75%に設定した一方、今後は利下げを休止する可能性があることを示唆。

 

 金利据え置きや米中貿易交渉といったマーケットにはネガティブな要素もありましたが、好調な企業決算発表を追い風に、S&P500指数は最高値を更新(ロイターによると、S&P500構成銘柄の278社の約74%が利益予想を上回った)。最高値更新のため、今後も株価は続伸すると予想します。

jp.reuters.com

 

 

1.2019年10月末のポートフォリオ

 さて、今月も月末にポートフォリオを確認しました。わたしの2019年10月末時点のポートフォリオはつぎのとおり。

 

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わたしのポートフォリオ(2019年10月末)

 

 VOO(S&P500指数に連動)は先月末と比較してプラス4.2%の一方で、VYM(高配当銘に連動)はプラス2.9%でした。先月はバリュー株に風向きが変わりつつあると思ってましたが、グロース株も力強さを堅持。特にアップル、マイクロソフト、フェイスブックなどの超大型銘柄が好調でしたね。

 

 個別銘柄は軒並み先月比でプラス、唯一マイナスだったのはブルームエナジー(BE)です。これまでに散々下げたのに、さらに下げるという恐ろしい負のスパイラル。グロース株の醍醐味!(涙)

 

 日本のマーケットも日経平均が23,000円台を回復するなど、やや持ち直している印象ですね。ひふみプラスも引き続き先月比でプラス4%でした。

 

 

2.今月に購入した銘柄 ~NISA枠~

  • 楽天全米株式インデックスファンド(楽天VTI) 

 

 毎月の変わらない鉄板銘柄、積立設定をしているので自動的に買付けをしてくれます。

 

 

3.今月に売却した銘柄

  • ゼネラルエレクトリック(GE)

 

 今月の主役はゼネラルエレクトリック(GE)。10月末のポートフォリオでは、GEを記載しましたが、31日のアメリカ市場がオープンした際、GEを全株売却しました。理由は、30日の決算で産業部門の収益と財務の改善が好感され、一時10%以上の上昇を記録し(先月比ではプラス17%)、一時的に株価が持ち直したためです。

www.nikkei.com

 

 加えて、GEは改革の道半ばということ、ブルームエナジー(BE)で痛い目にあった経験を生かすため、全株を売却することに決めました。GEの購入単価は約13ドルで、売却額は10ドル弱。したがって損益はマイナス24%となりました。

これにて含み損がある銘柄はいよいよブルームエナジーのみに…。

 

 

4. 今月のまとめ

 10月は日米ともにマーケットが好調で、気持ちの良い1か月でした。現在、ポートフォリオにおけるETFや投資信託の割合は62%あるため、今後はこれらを50%程度まで落とす予定。配当金もたまってきており、どの個別株に再投資するかを検討中です。

 

 私見では、米中の貿易摩擦は一時的なものではなく、日米貿易摩擦の時のように何年も続くと考えています。覇権をとるのはどちらの国になるのか、目が離せません。

 

 

関連記事です。

今年の2月、GEは株式分割(スピンオフ)を実行しました。SBI証券におけるGE株のスピンオフは、なんとスピンオフ株だけでなく保有していたGE株も一般口座に移行するというものでした。特定口座の方が管理が圧倒的に楽なため、困った問題です…。

www.bloom-the-world.com

 

2019年7月にもS&P500指数は初の3,000ポイント台となり、最高値を更新。米中貿易摩擦の真っただ中、3か月たたずで最高値を更新しており、目下アメリカマーケットが好調であることが窺えます。 

www.bloom-the-world.com