【悲報】保有米国株のブルームエナジー(BE)の経過レポート その2
方保有米国株のブルームエナジー(BE)の経過レポート その2
急に涼しくなってきましたね。え~っとわたしのポートフォリオの一角であるブルームエナジー(BE)もお寒くなってきました…。ポートフォリオの中で真っ赤に燃え上がっているのがBE株、経過をレポートします(対岸の火事に喜んではダメですよ…)。
1.ブルームエナジー(BE)の株価推移
38ドル(52週高値)→8ドル(8/12決算発表)→3.31ドル(9/17現在)
BEの52週の高値は38ドルです。そこから徐々に下げていましたが、8月12日の決算直後に40%を超える下落を記録。さらにあの震えた夜から1ヶ月ほどで悪夢が再びきちゃいましたね…。昨日、9月17日には20%を超える下落となり、株価は3.31ドルまで暴落中です。
因みにわたしの1株の平均購入単価はおよそ12ドル。つまり、70%以上も下落していてお通夜状態です…。
2. Hindenburg Researchによる痛烈レポート(9月17日付け)
9月17日、Hindenburg Research(金融研究機関)によるブルームエナジーの痛烈なレポートが公開されました。サマリーは次のとおり。
- クリーンエネルギーの雄とされていたBEは、セラノスやソリンドラと並び失敗した企業として歴史に名を残すだろう
- 調査によるとBEのテクノロジーは持続的でない、クリーンでない、収益的でない
- BEは2020年から2021年にかけて5億ドルを超える多大な債務の満期を迎えるため、破産候補企業として考える
全文は非常に長いので確認したい方は、こちらのHindenburg Research社ウェブサイトをご覧ください。
Bloom Energy: A “Clean” Energy Darling Wilting to its Demise – Hindenburg Research
3.まとめと今後の方針
レポートは全てを読んでいませんが、要はBEの製品はクリーンでもないし、有害廃棄物も発生するし、従来の電気供給網よりCO2を発生させているし、収益性もないし、これから迎える巨額の債務返済期限もあるし、破産候補企業だよ~んってことです。
この他にもかつてのユニコーン候補企業は死んだとも伝えている記事もありました…。この記事ではショートでは3ドルがサポートラインになるとも伝えています。
Bloom Energy Puts Popular on Short Seller Report
とにかくやばすぎるブルームエナジーですが、今後のわたしの方針はどうしましょう。これ以上は損を出さないためにも売り時ですが、すでに凍死家になっているため、凍死するまで握り続けてしまうかもしれません。
一点、助かったことは、BEがわたしのポートフォリオの1~2%を占めるにすぎず、70%の下落も全体のダメージとしては0.7~1.4%の損失に過ぎないことです。と言ってもいたい!
関連記事です。
こちらは2019年Q2の決算発表を受け、40%以上も暴落した後の記事です。真っ赤のBE株価おそるべし!
こちらは前回のブルームエナジーの経過報告レポート。新規公開株は、決算に少しでもミスが出たら、損切りや売り抜けろという格言のとおり、早々に見限っておくべきでした。大いなる教訓とせねばなりません…