米国株の情報技術セクター銘柄を売却 ~SQ、PS、TEAM~
直近、アメリカ市場では情報技術セクターを中心に多くの銘柄で売却が進んでいます。これを調整とみるか、ここから暴落するのかはわかりかねます。
私は、10月に入り情報技術セクター銘柄のボラティリティが高まってきたこと、調整局面や暴落局面においては中小型銘柄が特に影響が大きいこと、を理由にいくつかの銘柄を売却しました。
1.売却した銘柄
- SQ(スクエア)
- PS(プルーラルサイト)
- TEAM(アトラシアン)
SQ(スクエア)
SQは約定日が10月8日(現地)で約定価格が87.4 $でした。10月26日現在の株価は71.12 $のため、比較的早く撤退したことが功を奏しました。
グロース株を扱うマイルールでは、最高値から20%下落したときに売却することにしていたため、もう少し待っても良かったかもしれません。今回はセクター全体のボラティリティが高まる一方、これまで不調だった生活必需品セクターが健闘するなど、マーケットの潮目が変わりつつあるのかなと感じました。そのため、今回は早めに利確を行いました。
まだまだ成長する企業であり、決算はまだ先のため、決算後に再び投資するか検討する予定です。
PS(プルーラルサイト)
PSは約定日が10月4日(現地)で約定価格が27.1 $でした。10月26日現在の株価は22.12 $のため、こちらも早めに撤退して正解でした。
TEAM(アトラシアン)
TEAMは約定日が10月4日(現地)で約定価格が86.007 $でした。10月26日現在の株価は68.92 $のため、こちらも早めに撤退して正解でした。
2.今回の損益
SQは以前に購入していたため、大きく利益を出してくれました。100 $近辺で売却できれば最高ですが、そんなことは私にできないため、仕方ないですね。よく言われる頭と尻尾はくれてやるの精神です。
一方、PSとTEAMは先月に打診買いをしたところで、その後株価は下落し始めました。しかし、早めに損切りすることで損失はごくわずかで済みました。
3.今回の教訓
今回の教訓は、自身のルールに則り(マイルール)、淡々と利確や損切を行うことが良いということです。
保有銘柄に愛着が湧いてしまったり、株価の上げ下げで混乱に陥ってしまい、損切できずズルズル株価が下がっていき、塩漬け銘柄ができては困ります。特にグロース株で塩漬けになると、二度と日の目を見ないこともあるため、今後も淡々と取引したいと思います。バリュー株はまた異なる性質のため、違ったルールで投資します。
4.今回のまとめ
これまでは投資信託・ETFや日本個別株に投資してきました。米国の特にグロース株を扱うのは今回が初めての経験だったので、良い経験になったと思います。授業料を払わずSQで利益を得ることもできました。
私の投資方針としては、グロース株とバリュー株のメリット・デメリットを見極め、両方の良いところを組み合わせて投資をしていきたいと考えています。
米国の主要企業の決算が続くため、これを注視した上で、今後の投資判断の材料にして投資を継続していきます!