Bloom the World

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わたしが所有していた日本株銘柄と注目ウォッチ銘柄

今回は投資における、わたしが所有していた日本株をご紹介します。

 

現在、私のポートフォリオは米国株が中心ですが、2015年頃は日本株をせっせと買い込んでいました。当時は投資を始めたばかりの初心者であり、運良くアベノミクスによる日本市場の株高によって、恩恵を受けることができました。本来は長期で所有しておいた方が良かったかも知れませんが、日本株メインから米国株メインにシフトしたため、日本株は適宜、売却しています。しかし、日本株に投資することはリスク分散にもなりますし、優良企業さえ見つければ大きな利益を得られるとも考えています。

 

さて、以下が所有していた日本株です。これらは2015年~2017年初旬にかけて売買し、+25.78%の損益結果でした。

 

◯ 所有していた日本株(カッコ内は証券コード)

1.小松製作所(6301)

2.アシックス(7936)

3.MORESCO(5018)

4.精工技研(6834)

5.シチズン時計(7762)

6.日本農薬(4997)

7.ビーイング(4734)

8.中部鋼鈑(5461)

9.旭化学工業(7928)

10.みずほフィナンシャルグループ(8411)

11.シャルレ(9885)

 

 

・小松製作所(6301)、コマツはチャイナショックで2015年の株価は落ち込んでいましたが、あくまで景気循環に影響を受ける市況株であり、そのうち業績も持ち直すと考え、購入しました。2017年にはずいぶん株価も上がったため、売却しています。

しかし、コマツは市況株であり、キャタピラーに次ぐ世界第2位の建設機械会社です。海外の建設現場でも多くのKOMATSUと書かれた建設機械を目にしました。このため、建設業界が落ち込んだ時に仕込み、建設業の景気が回復したら売却する手法を継続する予定です。

 

・シチズン時計(7762)は私の好きな国内メーカーであり、単純に時計好きということもあり購入しました。今後は売買することはないと思います。

 

・精工技研(6834)、中部鋼鈑(5461)、旭化学工業(7928)、シャルレ(9885)はとあるはてなブログの記事を読み、これは面白そうだと仕込んだ株です。

とあるブログというのは、ゆとりずむさんの超優良財務なのに超割安銘柄ベスト50という記事で、ブログではスクリーニングの方法も記載されているため、気になる方はぜひそちらをお読みください。

お知恵を拝借し一部ブログ内容を下記に掲載します(一部編集)。要は現金を持っている会社強いよね~ってことです。

 

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『たくさん現金を持っているにもかかわらず何故か株価が安い』銘柄についてまとめてみたいと思います。銘柄によっては、『持っている現金の量>時価総額』なんて銘柄もありました。これは、上手に投資が出来ていない会社であり、次のことが期待できる銘柄でもあります。

 

・大規模な投資

・配当金の増加/自社株買い

・ファンドからの買収による値上がり

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精工技研の株価推移(期間は5年)

 

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旭化学工業の株価推移(期間は5年)

 

結果はどうだったでしょうか(結果を詳しく検証したわけではありません)。日本市場の景気が良かったことや、企業の業績自体も良かったのか、ガツンと上がってる期間があります。

精工技研は2017年に入ってから、購入株価の2倍近くになりました。しかしながら、私がびびってしまったため、高くなり始めたときに売却してしまいました。

旭化学工業に関しては、財務状況が良かったにもかかわらず300円台まで落ちたため、ナンピン買いしました。その後、瞬間的に850円をつけた高値もあり、ピークでは売却してませんが、その前後で売却することができました。

この時に得た経験は、株価の最高点は個人ではわからないが、株価がその業績や財務に対して過小評価されている時に仕込むことができれば、ピークから少し遅れて売却しても十分な利益が得られるといことでした(ここ重要、テストにでるぞ~)。

 

 

◯ 注目ウォッチ銘柄(順序は注目度の高い銘柄から)

1.コマツ

2.トヨタ

3.ソフトバンク

4.JT

5.総合商社

6.上で紹介したスクリーニング方法で得られる銘柄

 

・コマツは、企業自体の経営や財務に問題さえなければ世界でトップを争える競争力があると考えます。市況株であり、景気循環をうまく見極めることができればお買い得な銘柄だと思います。

 

・トヨタは、日本一の時価総額を誇る企業です。世界での販売台数も世界一、二を争う企業で、実際に海外ではアジア、アフリカ、中東でシェアが多いように実感しました。特に途上国では故障しない車、長持ちする車という認識があり、こちらも世界トップを争える競争力があると考えます。世界の自動車台数は年々増加するでしょうから、世界成長の並にトヨタを使って乗ることで、恩恵を得られそうです。

 

・JT、はタバコ産業という特殊な業界に属しています。フィリップモリスやアルタリアグループなどの米国企業には及びませんが、日本企業の中比べるとかなり高い利益率であり、多くのキャッシュを生み出す会社です。アジアなどで積極的な企業買収もしているようで、今後にも期待できそうです。タバコ企業は配当が高いため、これも魅力ですね。

 

・総合商社は、先進国だけでなく、途上国でも大活躍しているのを目の当たりにし、商社すげぇなと感心したことが多々あります。例えば、アフリカの地で国家プロジェクト規模の発電プラント建設を成し遂げる。アジアの片田舎でも農業資材を売り込むため、どんどん飛び込んで現地のビジネスにも食い込んでいこむなど。

 

・前項で紹介した「たくさん現金を持っているにもかかわらず何故か株価が安い」では、東証一部企業はゼロで、小型株が多かったです。つまり、ファンドがまだ目をつけていない企業であり、ファンドが目をつける前に拾い、後々株価の上げをまとうという発想です。ず~っとファンドや自社株買いなどがないかもしれませんが…。

 

 

◯ わたしの日本市場の方針

現在は、日本株は私のポートフォリオの15~20%を占める状態です。信託報酬は約1%と安くありませんが、そのほとんどをひふみ投信(ひふみプラス)にお任せしています。

どこかで読んだのですが、米国市場よりも日本市場において、アクティブファンドがインデックスを凌駕することが多いようです。そのため、アクティブファンドに舵取りをしてもらっています。なんとなくのイメージでは、右肩上がりのダウやS&P500よりも、波打っている日経平均やTOPIXの方が、アクティブが活躍できる余地がありそうです。

 

個別株に関しては、2.注目銘柄を中心に動向をチェックして、自分として買い時だなと思うときに買い付けを行うかもしれません。