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わたしの所有する米国株式と注目ウォッチ銘柄 ~2018年9月~

わたしの所有する米国株式と注目ウォッチ銘柄 ~2018年9月~

 

今回は投資における、私が所有する米国株と注目銘柄をご紹介します。私のポートフォリオは米国インデックス(ETF、投資信託)が中心ですが、米国株も9銘柄を所有しています(2018年9月現在)。所有している9銘柄は次のとおりです。

 

・所有している米国株(順序は所有額が大きいものから)

  • V(ビザ)
  • SQ(スクエア)
  • MA(マスターカード)
  • MSFT(マイクロソフト)
  • PM(フィリップモリス インターナショナル)
  • TEAM(アトラシアン)
  • GE(ゼネラルエレクトリック)
  • BE(ブルームエナジー)
  • PS(プルーラルサイト)

 

所有している銘柄はETFや投資信託を含める全体の10%には届いておらず、主力銘柄はまだ見いだせていません。しかし、主力銘柄候補と言えるのが、V(ビザ)とMSFT(マイクロソフト)、SQ(スクエア)、MA(マスターカード)です。

 

日本もキャッシュレス化の機運が高まってきていますが、海外出張する国によっては、キャッシュレス化が日本より進んでいる場合があります。例えば、ケニアにおけるM-PESA(携帯電話による送金や受取、決済サービス)です。これは都市部の人だけでなく、地方や田舎の人も利用しているサービスです。なぜ携帯電話の送金サービスが普及したかというと、一部の富裕層しか銀行口座を保有(利用)しておらず、多くの人は銀行口座を持っていません。このため、銀行サービスを通じて送金やお金を受け取ることができませんでした。しかし、携帯電話やスマホとなるとどんな田舎の人でも携帯電話を利用していることが多いです。誰もが持つことができる携帯電話をとおして、金銭のやりとりができるM-PESAサービスは大きなイノベーションを引き起こし、またたくまに普及していきました。この他にも、日本ではあまり馴染みはないかもしれませんが、ウエスタンユニオンという国際決済サービス会社(本社はアメリカ)なども海外で生活することでその存在を知りました。

このように、今後もキャッシュレス化やグローバル化する社会においては国際決済サービスなどがまだまだポテンシャルを秘めているように思います。こういった理由から、V(ビザ)やMA(マスターカード)、SQ(スクエア)を主力銘柄候補としています。また、V(ビザ)、MA(マスターカード)は依然として成長率も高く、収益率が驚異的なことも理由です。

 

 

・注目ウォッチ銘柄(順序は注目度の高い銘柄から)

  • TLRY(ティルレイ)
  • ORCL(オラクル)
  • MRK(メルク)
  • AMGN(アムジェン)

 

・ティルレイは医療用の大麻を扱う企業で、最近は株価がジェットコースターのように波打っています。マーケットハックの広瀬氏の記事で見たところでは、売上高がまだ極端に少なく約970万$であり、取り扱っている大麻も医療用と限定的のようです。また、大麻の栽培はそれほど難しいものではなく、参入障壁が低いと言えるそうです。今後の法律による規制などが出てくれば、参入が難しくなっていくかもしれませんが。このため、たばこ業界(PM、MOなど)とは違ったものになるような気もします。但し、私がウォッチ銘柄にしてから一時的には数倍もの株価になっており、妙味がありそうな銘柄ではあります。

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ティルレイのウェブサイト トップページ

こちらはティルレイのウェブサイトですが、大麻を扱っている企業というよりは医療関連や保険の企業をイメージするようなトップページですね。タバコ企業もこういった感じだった気もします。また見てみよう。

 

・メルク、アムジェンに関してはヘルスケアセクターの銘柄を一つは所有しておきたいという思惑があり、ウォッチ銘柄に入れています。シーゲル氏の著書でもメルクは過去にS&P500を上回る利益をもたらす上位銘柄として紹介されています。また、昔に読んだビジョナリーカンパニーでもメルクは偉大な企業として説明されています。

 

・オラクルは一度利用を始めるとずっと使い続けるようなサービスのようで、収益率が高く参入障壁が高いサービスのようです。個人的に思うことがあるのは、ケニアのナイロビの大通りに、あたかも欧米にあるかのような高層ビルがそびえ立っていたことです。このビルこそがオラクルの自社ビルであり、アフリカの地においてもその存在感を示していました。その割には、日本人投資家(海外投資家は知りません)の注目度は低いようで、あまりインターネットで情報は出てきません。こっそり注目している企業で、ウォッチリスト入りしてから、株価を上げつつあります。

 

このように海外で仕事をしていたり、旅行することで海外の企業やその国の製品を見ることができ、どのように現地の人々に使われているかを知れるのはアドバンテージなのかなと考えています。

個別の銘柄の詳細情報や日本株の情報はまた次の機会にお伝えしようと考えていますので、よろしくお願いします!