わたしのポートフォリオ(2018年12月) ~NISA活用&ひふみプラスの暴落~
わたしのポートフォリオ(2018年12月) ~NISA活用&ひふみプラスの暴落~
12月末のポートフォリオは次のとおりです。毎月月末に収支状況を把握するため、データを整理しています。
今月も投資先の約55%がアメリカ市場のETFに係る銘柄(VMY、VOO、楽天全米)でした。この割合は今後も50%以上を確保したいと考えています。さらに28%がアメリカ個別株銘柄です。アメリカ市場への投資が83%で、これは先月からほぼ横ばいでした。
残りの17%が日本市場です。今後も日本市場へ一定の割合(10~20%)で投資する予定です。
1.今月に購入した銘柄 ~NISA枠の活用~
- 楽天全米インデックスファンド
今月はアメリカ、日本市場とも調整・下落局面でした。そのため、ナンピン買いのチャンスであったかもしれませんが、米中関係の先行きが不明瞭なこと、ボラティリティが高まっていることから、個別株の買い増しはしませんでした。
一方、NISA枠は毎月積み立てを行っているため、楽天全米インデックスファンドを追加購入しました。これで今年のNISA枠である120万円を満額埋めることができました。
やはり、インデックスファンドの毎月積立投資は気持ち的にも、安心安全感が強いですね。一時的に20~30%程度の下落でも心がそわそわすることはありません。長期的な視点に立つと、むしろ早い段階において、安値で買うことができるという心持ちにもなれます。
ですので、今後もインデックスファンドの積立をすることに自信を持つことができました。
2.今月に売却した銘柄
- なし
3.ひふみプラスをはじめ、ほとんどの所有銘柄が下落
今月はアメリカ市場、日本市場ともに下落局面を迎えました。そのため、所有するほとんどの銘柄が大きく下落しました。具体的には、ひふみぷらすが一月で約14%、ブルームエナジー(BE)に至っては36%の下落でした。
特にひふみプラスは今年の1月23日につけた設定来高値=44,454円から、12月末で33,268円と高値から約25%の下落となりました…。日経225と比較すると中小株を多く含むひふみ投信にとって、辛い1年となってしまいましたね。しかし、来年以降でさらに下落する可能性もあるように考えています。
また、BEのようなグロース株のボラティリティの大きさを体感することができた一月でしたね(汗)。他のアメリカ中小株は早めに見切りをつけて損切&利確することができてため、良しとします。
他方、マイクロソフト(MSFT)、ビザ(V)、マスターカード(MA)などの主力銘柄は比較的に安定しており、約10%の下落にとどまりました。これらの銘柄は配当も徐々に増えており、キャッシュフローが極めて安定しているため、短期で売買する予定はなく、下落局面でナンピン買いしていく方針です。
VYMの配当利回りは、今年ずっと3%を切っていましたが、今月に入り3.6%くらいになっていたと記憶しています。高配ETFは、株価が下落しても配当利回りが切り上がってくる特徴があるため、安値で配当再投資できるというメリットを感じました。配当額がまだ少ないため、毎月再投資なんてことはまだまだできません。
4.今月のまとめ
今月の教訓は、NISA・積立NISAは安定感のあるインデックスファンドで積み立てるのが正解。短期的な売買をするようなグロース銘柄では、NISA枠を無駄につかってしまい、税金控除のうまみを十分に活かすことができないと思います。
下落局面においても、厳選した銘柄(わたしの場合、MSFT、V、MA、VOO、VYMなど)の信頼感は強く、投げ売りしたくなるような衝動は一切感じないことです。これが、BEや中小銘柄が中心のポートフォリオであったら、あせって売買したくなるような気もします。精神的な安定にとっても、余力現金や納得ある銘柄の保有先が大切です。
2018年、アメリカ市場はS&P500やナスダックなど主要指標が過去最高値をつけており、順風満帆に見えたときもありましたが、おわってみれば高値からずるずると調整が入り、年末を迎えました。来年はどうなるかわかりませんが、今後も基本的に世界の経済成長(主に米国株銘柄)に乗って、投資運用する方針です。