Bloom the World

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インドの道端おじさんシリーズ (Varanasi, India)

インドの道端おじさんシリーズ

 現在のインドの人口は13.39億人(2017年)で、中国に次ぐ世界第2位です。さらに中国は一人っ子政策と高齢化が進み、すでに人口のピークアウトが始まろうとしています。国連の報告「世界人口予測(2015年)」によると、2022年にはインドが中奥を抜き、世界第一の人口規模になる見込みです。

 経済的な面から考察しても、中国は高齢化・人的コストの増大の他、知的財産の保護がおろそかになっていることが挙げられるため、生産拠点の魅力を失いつつあるように思います。一方、インドは若年層の人口が多く、今後も人口は伸びる見込みで、生産拠点としての魅力が相対的に高いように思います。経済規模は今後も拡大していくと予想される、今後も世界の熱視線が注がれる市場となりそうです。

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インドが世界第一位の人口大国になる日は間近か

 さて、話は急転しますが、インドを訪れたとき、その人口の多さに圧倒されました。ニューデリーなどの大都市だけでなく、地方都市においても人だらけなのである!

 例えば、大通りにインド人が溢れているのはわかりますが、一本、また一本と小さなとおりに入っていくと、さらにインド人の人が次から次に溢れかえっているわけです。これは東京にもない光景です。おそらく、東京は高層ビルやマンション、交通機関が極めて発展しており、郊外にでると人混みはそれほどではありません。しかし、インドは建築物の高層化が進んでおらず、平たい土地に圧倒的な人口の人々が生活をしているのだと感じました。これがインドの魅力でもあると思います。

 で、今回はインドの道端おじさんシリーズと題して、インドおじさんを写真でご紹介。

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香辛料を売るおじさん

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八百屋さんのおじさん

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ピーナッツ炒めを売るおじさん

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鶏肉の串焼きを調理するおじさん

 インドのおじさんたちは生活のため、自分のため、家族のためにこれだけ頑張っているのだ!こう見ると、おじさんばかりで本当に若年層が多いのか、不安になりますね(笑)。といっても現役世代の人がバリバリ働いている印象でした。日本のおじさんもがんばりたいですね。

 

関連記事です。

インドで印象的だった建造物の一つ、タージマハル。酷暑のインド、かげろうが浮かぶ中、大理石のこの建造物は茫洋と佇んでいる。これがなんとも乙というか、浮世離れした景色に目を奪われました。

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インド料理も魅力的。こちらはレストラン編として、インド料理を紹介しています。インド料理は北インド料理、南インド料理など地域の環境にもとづいた、食材、味付けが特化しています。

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 こちらはインド料理の屋台・食堂編です。屋台、食堂でもおじさんたちが汗を流して、調理、販売に勤しんでいます。特に気に入ったのは、朝食の屋台ですするチャイです。濃厚に茶葉をだしたアツアツのチャイは美味。

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