Bloom the World

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わたしのポートフォリオ(2018年11月) ~ブルームエナジー(BE)~

わたしのポートフォリオ(2018年11月) ~ブルームエナジー(BE)~

 

11月末のポートフォリオは次のとおりです。毎月月末に収支状況を把握するため、データを整理しています。

 

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2018年11月のポーオフォリオ

 

投資先の55%がアメリカ市場のETFに係る銘柄(VMY、VOO、楽天全米)でした。この割合は50%以上を確保したいと思います。さらに28%がアメリカ個別株銘柄です。アメリカ市場への投資が83%で、残りの17%が日本市場です。今後も日本市場へは10~20%、投資していきたいと思います。

 

 

 1.今月に購入した銘柄

・ブルームエナジー(BE)

 

今月はブルームエナジー(BE)を追加購入しました。小型銘柄のためか、ここ数ヶ月は市場平均以上に下げています。購入からの下落率は50%近くになっています(汗)。さらに有売上規模に対して利子負債額(773,346,000ドル 2017年)もけっこう大きいです。しかしながら、決算は悪くないため、追加の投資を決めました。

 

さて、BEはどのような会社でしょうか。ブルームエナジーは米国カリフォルニア州にある発電機器メーカーです。オンサイト発電用の固体酸化物型燃料電池システムやエネルギー・サーバーの設計・製造・販売を主な事業としています。同社製品のブルームエナジー・サーバーは、天然ガスを燃料源として利用しますが、燃焼せずに電気に変換する固定発電装置のこと。安定的な電力源で、送電線も必要ありません。燃焼しないため、非常にクリーンなエネルギー源で、アメリカでは大企業や医療機関など(アップル、ウォルマート、ホームデポ、インテル、コカコーラ、アドビ、グーグル、ベライゾン、フェデックス、カイザー・パーマネンテ、カルテック)が利用を開始しています。

 

また、日本ではソウフトバンクがブルームエナジーと合弁会社を作っており、日本でもビジネスが開始しています。ブルームエナジージャパンのウェブサイトでは、以下のように、燃料電池技術の特徴が説明されています。

 

  1. 低コスト材料:Bloom Energyの燃料電池は、プラチナ等の貴金属や酸などの腐食性材料ではなく、セラミックを用いています。
  2. 高い発電効率:60%超の発電効率を達成。従来の技術と比べ、約2倍の発電効率を実現します。
  3. 燃料柔軟性:Bloomエナジーサーバーにはバイオガスと都市ガスのどちらでも使用できます。

 

 

また、日本の導入事例では、慶應義塾大学、東京汐留ビルディング、大阪府中央卸売市場などがあります。大学、研究機関、商業施設、オフィスビル、工場など様々な潜在ニーズが存在すると思います。

 

現代社会はSDGsなどを含め、環境と共生するような経済活動が求められます。そういった背景から、ブルームエナジーの事業は環境に優しく、かつ、経済性も高いビジネスで、今後の需要も大きいと考えます。

 

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ブルームエナジーのウェブサイトより

 

 2.今月に売却した銘柄

・なし

 

10月にグルース株を売却したこともあり、今月に売却した銘柄はありませんでした。

 

 

3.今月のまとめ

今月の教訓は、ボラティリティが大きい時、小型銘柄の動きが大きく、大型銘柄の中でもいわゆるディフェンシブ銘柄は動きが比較的緩なことを実感しました。書籍や投資ブログなどでもよく書かれていることですが、頭でわかっていても、所有銘柄が何十パーセントも上下すると、ルールを守れなくなる可能性もあります。しかし、感情で判断するよりも冷静に客観的にルールに従って運用するほうが良いと思います。感情と結果は結びつきませんからね。

今後も基本的に世界の経済成長(主に米国株銘柄)に乗って、投資運用する方針です。現在は米中関係に注目が集まっており、わたしも注視しています。この二大国の関係が、世界の経済に及ぼす影響ははかり知れず、ちょっと先が読めないですね…

いずれにせよ、一定の資金は毎月、選別した銘柄で淡々と積み立てるだけです!