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ノモス オリオンのベルトを付け替えてみた (Nomos Orion)

ノモス オリオンのベルトを付け替えてみた (Nomos Orion)2019年12月更新

 

 腕時計のベルトを付け替えてみよう!ということで、愛用しているノモス オリオンのベルトを色々と試してみました。

 

 ノモスはドイツの時計メーカーで、グラスヒュッテという小さな街に本拠を構えています。グラスヒュッテには、ランゲ&ゾーネやグラスヒュッテオリジナルなど名だたる時計メーカーの拠点ともなっている街です(行ったことないけど)。

 

 さて、ノモス(オリオン)ですが、所有している腕時計で一番のお気に入りです!ブルースチールの針はもちろんのこと、文字盤も非常に美しく調和のとれたデザインは優雅です。時計はベルトを替えるだけで、表情が違ってくるのが面白いですね。

 

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◯ ミラネーゼブレス

 まずはミラネーゼから。ミラネーゼベルトは、金属製の細い材料を編み込んだベルトで、光沢がありドレッシーな雰囲気を醸し出します。金属材の太さや編み方もバリエーションがあり、好みのベルトを探すのが楽しみ。

 価格はピンキリで、1,000円くらいから数万円のミラネーゼもあります。こちらはイギリスのGeckota社(ゲコータ社)のもので、アマゾンで約5,000円で購入。オンラインストアでベルトを購入する場合は、ベルト幅に注意しましょう!

 

 ノモス(オリオン)は、購入時についているベルトは革ベルト。革は水に弱いため、夏場の汗は革によくありません。そこで、夏場にこのミラネーゼベルトに付け替えています。ミラネーゼは金属製のため、汗や水に強く、夏場でもがしがし使えますよ(装着する時にひんやりとして気持ちイイ)

 

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金属製のベルトはややビジネス用の印象かな

 

◯ NATOベルト

 つづいてはNATOベルト。NATOベルトはナイロン製のストラップで引き通し式のベルトです。名前の由来は、NATO軍に支給されているためで、NATOベルトと呼ばれています。NATO軍が使っている時計とはどんなものだろう?

 価格は低価格帯のものが多く、1,000円から数千円で購入ができます。逆に数万円もするNATOベルトは見たことがありません。今回のNATOベルトはフレデリックコンスタントの時計を購入たときに同封されていたNATOベルトを使用しています。

 

 NATOベルトもナイロン製のため、汗や水に比較的強いです。夏場やアウトドアなどに最適ですが、時計本体が高いためややミスマッチな印象になるため注意が必要ですね。わざとはずしや気分転換に使うのはアリかもしれませんが、上級者のテクかも。

 

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NATOベルトはカジュアル・アウトドアな印象

 

◯ 革ベルト

 ノモス(オリオン)の初期ベルトは革ベルトです。この革ベルトは、ホーウィン社のシェルコートバン(馬革)が使用されています。コードバンは農耕馬の革で頑丈さがウリですね。光沢はあまりないため、高級な印象はありませんが、薄いにもかかわらずヨレにくく丈夫な印象です。但し、夏場の汗や雨など水に弱いため、夏場は注意が必要ですね。まあ、ベルトは消耗品とわりきってドンドン使うのも味がでてよいかもしれません。

 

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ホーウィン社のコードバン革ベルト

 

◯ 今回のまとめ

 時計のベルトは、様々な材料があり、それによりメリット・デメリットがあります。季節や時計本体のデザインと合わせて、いろんなベルトと合わせるのが良いと思います。時計が一つでも、ベルトが3つあれば3パターンの時計ができますし、時計が3つでベルトが3つなら、9パターンが楽しめますからね。皆さんもお持ちの時計にいろいろとお試しあれ!

 

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こちらもノモスオリオン、購入価格等。やっぱり質感が良いです。

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こちらはネットサーフィン(死語)でよく見る腕時計に関するウェブサイト www.bloom-the-world.com